新月コスモス会への認知症サポーター養成講座(予防編)が開催!!
令和4年12月2日(金)13:30-15:00まで新月公民館にて新月コスモス会様への認知症サポーター養成講座(予防編)が開催されました。
地区ボランティアである新月コスモス会では高齢者世帯への友愛訪問、交流活動、福祉施設への奉仕活動等の住民に寄り添った優しい活動をしております。
「かぼちゃ粥会」「雁月とお茶っこ会」を開催は人気があり多くの方が参加するそうです。
最近のコロナ禍で思うように活動ができないことにジレンマを感じつつ、その中でも感染対策や人数制限、様々な工夫で活動再開に向けて動き出したようです。今回の企画はその決起集会(?)的な意味合いがあるでしょうか。認知症についてきちんと学ぼうと社協の地域支え合い推進員様の発案で実現しました。
新しくなった新月公民館に約20名の方が集まりました。皆さんの共通ワードは「認知症になりたくない」でしたが、その願いを覆すのがJFKスタイル。認知症は誰もが加齢と共に経験する状態であるならば、今から認知症(老化現象)と向き合うこと、それと同時に必ず体験する介護についても備えていくことが大事であると伝えてきました。また、日常・社会生活に支障をきたしてしまう期間を「先延ばし」する対策にはどのようなことが考えられるのか…についてもエビデンスを基に紹介してきました。
今後のボランティア活動のプログラムの参考にしていただけたようです。
そして、最後に意見交換があり、それぞれの活動を紹介していただきました。また、参加された方が「私たちは認知症になる“暇”がないんです!」と話しておりました。
その通りです、「暇」があるから認知症になる時期が早まるんです。これは名言だと思いましたので、使わせていただきます(承諾済み)。
先延ばし対策には好奇心があって、あきらめない、チャレンジ精神、目的があること、やることがあること、会いたい人がいるから集まる、この「暇」がない「忙しい日々」があること、続けることが重要なのです。つまり、いかにして家族や地域の中で「孤立しない」対策を作れるかが大切だということです。
新月コスモス会の女性力に圧倒されつつ、先陣をきって地域づくりに貢献している姿に心強さを感じました。様々な人間物語がある中、様々な制限がある中、企画していくのは大変なことです。しかも継続できていることが素晴らしいです。私たちとしても協力していきたいと思います。
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